紙の顧客リストを使った勘頼りの営業から脱却!顧客動向の見える化で1件の成約を獲得
- 課題
-
- 紙の顧客リストを使って「勘頼り」の営業をしていた
- 過年度と比べて来場者数が5分の1に減少した
- どのお客様に熱量があるのかわからず困っていた
- 解決策
-
- 「自動メール送信機能」でSMSやアンケートを配信
- 「一斉メール送信機能」で休眠顧客を呼び起こす
- 「顧客管理機能」でお客様に営業をかけるタイミングを把握
- 効果
-
- 「KASIKA」の導入で紙の顧客リストを電子化
- 一斉メール送信機能から1件の成約を獲得
- メール開封やWebサイトアクセスの情報をもとにアポイントの獲得数が向上
株式会社イー・プランニング様は、栃木県栃木市で住宅建築・リフォームなどの建物関連の事業を展開されている工務店です。
少数精鋭の従業員で地域密着型、完全オーダーメイドの家づくりを提供しています。良心的なお手頃価格で、海外風の可愛い家からモダンな家まで、幅広いデザインに対応した家づくりができます。そんな同社が、営業活動に抱えていた悩み、そして「KASIKA」の導入により改善・向上できたポイントとは、どういったものだったのでしょうか。
勘頼りの営業スタイルから脱却し、データを活用した「勘に頼らない営業手法」を確率して成約率・アポ率を向上させた有益なインタビューを、ぜひご確認ください。
ー貴社の抱えていた営業課題を教えてください。
以前まで、営業活動をする際に、紙の顧客リストやExcelで作った顧客リストを使って連絡していたのですが、アプローチに割く時間に対して思うような成果を得られていなかったのが課題です。
営業のアプローチをかけても反応をもらえないことが多かったのはもちろん、お客様の温度感がわからないという点に悩んでいました。
また弊社は、KASIKA導入前は、ポスティングや雑誌広告への掲載といった方法で集客活動をしていました。しかし、紙媒体による広告のニーズが減少している影響なのか、お客様から広告を通して直接お問い合わせをいただける機会がほとんどなくなってしまったことも課題でした。
もうひとつ、急に来場者数が5分の1くらいに減ったことも大きな打撃でした。一度来場していただければ成約に持っていくことができるのですが、この状況を早く何とかしなければと思いましたね。
このような経緯があり、MA(マーケティング・オートメーションツール)の「KASIKA」と出会いました。
ー『KASIKA』導入に至ったきっかけや決め手などを教えてください。
「KASIKA」について知ったのは、弊社が利用しているタウンライフというポータルサイトの営業担当の方からおすすめされたのがきっかけです。
弊社が顧客管理や営業活動に悩んでいたときに、ちょうど担当の方から「こういうツールがありますよ」と「KASIKA」のことを教えてもらいました。実際に使い方や活用方法などを聞いてみて、弊社の営業課題を解決できるポイントが多いと感じ「じゃあ、やってみよう」と、すぐに導入を決めました。
ーどのように『KASIKA』を活用していますか?
弊社では、お客様の動向を探るツール、そしてメール送信を効率化するツールとして「KASIKA」を活用しています。
例えば、ポータルサイトから問い合わせが来ると、自動でお客様が「KASIKA」に登録されます。あとは顧客管理画面を見るだけで、お客様が弊社ホームページのどういったページを何分見ているのか、何をクリックしたのかわかるようになるので「この人は帰りが遅いから夜の時間帯やお昼休みに電話しよう」「この人は土日に見てるから、土日休みを利用してアプローチをかけてみよう」というように、予測を立てながら営業をかけている状況です。
さらには送信したメールの開封・クリック・アクセスといった情報がわかるのも便利です。以前まで把握できずに悩んでいたお客様の熱量が上がるタイミングがデータとして見えてくるため、営業効率が上がっていると感じます。
また、自動メール送信機能の「シナリオメール」や、一斉メール送信機能の「メルマガ」、ショートメッセージ(SMS)などを使い分けながら、施工事例を紹介したり、見学会などのイベントのご案内を送っています。
あらかじめメールの内容を準備しておけば、時間を問わずいつでも「KASIKA」が動き続けてくれるため、すごく助かっています。弊社には営業担当者がおらず、基本的にひとりでメールの対応をしているんです。「KASIKA」を使うと、メール送信先をひとりずつ選ぶ必要がなくなる、問い合わせに1件ずつ対応する必要がなくなるなど、業務効率化にも役立っていますね。
ー『KASIKA』を導入したことで助かったと感じるポイントを教えてください。
「KASIKA」を導入したことで、データを活用した「勘に頼らない営業」ができるようになりました。
以前までは、紙の顧客リストを使って自分自身の勘だけを頼りに営業をしていました。一応、Excelにもお客様の情報をまとめていましたが、結局は情報を書き写してあるだけなので、紙の顧客リストと変わりません。
一方で「KASIKA」を導入してからは、リアルタイムでお客様の動きがわかるようになりましたね。「〇時にHPの〇〇のページを見てくれていたから営業をかけてみよう」「この方は、最近急にHPを見る頻度が上がってきているから、連絡してみよう」というように、根拠のある営業ができています。まさにお客様の動きを可視化できているので、勘頼りだった以前と比べて、アポイントをつなぎやすくなったと感じます。
もうひとつ「KASIKA」を導入したことで、追客をストップするタイミングがわかりやすくなりましたね。
弊社ではいつも、数十〜数百のお客様を追客しています。以前は、途中で動きや反応がなくなるお客様がいても、いつ見切りをつけて良いのか判断できませんでした。対して「KASIKA」があれば、完全に動きが止まっているのかが見えるため、今ではいつ追客をやめるのか判断しやすくなります。
大勢のお客さまとのやり取りに忙殺されることもあるので、追客ストップのタイミングがわかるのが非常に助かっています。
ーどのような成果・効果・変化がありましたか?
まず嬉しいことに、「KASIKA」を利用した営業活動を行ったことで1件の成約を獲得しました。
「KASIKA」を使えば、お客様のサイト訪問やメールチェックといった動きが見えるようになりますし、動いているお客様・動いていないお客様が色分けされており一目で分かるため、その中から動いているお客様を選んで営業をかけられます。「KASIKA」から読み取れるデータを活用することにより、手探りで営業をするよりもアプローチに反応してくれるお客様が増えたと感じますね。
特に弊社では、ポータルサイトを通じて大勢の方たちから問い合わせがきます。しかし、問い合わせをする人によって家づくりへの熱量が違うため、資料やメールを送っても反応がない方も少なくありません。そこで役立つのが「KASIKA」なんです。メールを見ている時間やHPの閲覧状況などをチェックし、積極的に動いているお客様を優先してアプローチしたことで、1件の成約をいただけたのだと感じます。
次に、「KASIKA」のショートメッセージ機能(SMS)から、2件の来場予約を獲得できました。
ポータルサイトから問い合わせがあったお客様に対し、アンケート付きのSMSを自動で送付できるようセットしてみたところ、アンケートから2件の来場に繋がったのです。来場いただいたお客様とは現在進行形で商談を進めているので、ぜひ成約につなげたいですね。
ほかにも、一斉メール送信機能を使って平屋の見学会の情報を配信したところ、ずっと前にリストに登録されたお客様が大勢見てくれたことには驚きました。思っている以上に古いお客様もメールを見てくれているんだと気づける良いきっかけになりましたね。
ー今後は「KASIKA」をどのように活用していきたいですか?
最近、女性の単身の方やシングルマザーとして子育てをする方、美容師さんなど、女性からのお問い合わせが増えてきています。こういったお客様の特徴に合わせたアプローチを強めていきたいですね。
さらに最近では、若い年齢層向けのお手頃価格の住宅にも注力していこうと考えています。今後は、そういった若い方向けのアプローチも「KASIKA」を通して行っていければと思います。目標としては、月1件の成約を獲得できるくらいまで頑張りたいです。
ー『KASIKA』のサポート体制についてはいかがでしょうか
「KASIKA」のサポートには大満足です。
淡々と使い方を説明するようなよくあるサポートと違い、私たちの理解度や使いこなしている状況を見て、的確にアドバイスをもらえます。またオンラインで打ち合わせをする頻度や時間もちょうど良いですし、忙しい身なので短時間できっちりと話を進めてもらえるのがすごく助かっていますね。
専任担当者は、弊社が抱えている問題点をすぐに見抜き、アドバイスをくれるので、本当にすごいと感じます。こちらが投げた疑問に対し、よくある成功事例の共有やテンプレートの回答などではなく、弊社の課題や状況を踏まえたうえで懇切丁寧に回答していただけるため、助かっています。
とはいえまだツールを使いこなせていませんので、今後はさらにいろんなアドバイスをもらいたいと考えています。「KASIKA」をうまく使いこなせるようになるほど集客や成約を増やしていけるはずなので、今後ともサポートをお願いしたいです。
ー『KASIKA』はどのような会社様におすすめできると思いますか?
弊社と同じように、小規模で事業を展開している会社にこそおすすめです。
社内に「KASIKA」を使って顧客管理や動向のチェック、メール送信といった作業ができる担当者がいれば、きっと営業活動を効率化できるはずです。
また、自分たちでMAを運用できるのか不安な人たちのために「KASIKA」ではサポート体制がしっかりと整備されています。操作についてわからないことや不安なことはもちろん、事業に関する今後の取り組みなどを相談できるため、着実に1歩ずつ踏み出しながら営業の品質を高められていくはずです。
ありがとうございました。
クライアント担当者
宮居 優美香
地盤調査会社でのソリューション営業を経てCocoliveに入社。
前職での業者視点でのサポート経験を生かした、工務店担当者さんの目線に立った提案、サポートが得意。
工務店様をメインとしたマーケティングや運用サポートを行う。