顧客の心をつかむ!成約につなげる自動返信サンキューメールのつくり方
顧客に好印象を与えるだけでなく、営業業務の効率を高めて機会損失を防ぐこともできる自動返信メールについて、その効果を最大限に引き出すには、いくつかのポイントを押さえてメールを作成する必要があります。
効果の高い自動返信メールをつくるために意識すべきポイントをまとめました。
自動返信メールの効果については『自動で働くトップ営業マン!?自動返信サンキューメールの効果とは』でご紹介しています。
効果的な自動返信メール、サンキューメールのつくり方
ここでご紹介する4つのポイントを押さえれば、自動返信メールの効果は大きく高まります。
画像を用いて情報量を豊富にする
サンキューメールは顧客の行動の直後に送信されることになるため、開封してもらえる確率はそれなりに高いものになることが期待できます。
一方で、自動返信メールに慣れきっている顧客が、わざわざそのメールの内容にまでしっかり目を通してくれるかというと、それは別の問題です。
メールから次の行動を喚起するには、まず読んでもらう必要があります。
限られた画面スペースで読者の目を引き、可能な限りの情報量を表示するには、画像が最適です。
画像を盛り込むには、HTMLメールを作成します。
HTMLメールに関しては『HTMLメールとテキストメールの違いとは?それぞれのメリットとデメリットを完全に理解する』で確認することができます。
圧倒的に有益な情報コンテンツを提供する
ウェブマーケティングやメールマーケティングの基本として、顧客に提供される情報は、顧客にとって圧倒的に有益で、顧客が求めているものである必要があります。
自動返信メールも例外ではなく、まず目を引き、さらに最後まで読んでもらうためには、顧客に「これは住宅の購入を検討する自分にとって役立つ情報だ」と感じてもらわなければなりません。
〈営業する〉のではなく、〈より良い未来を提示する〉という姿勢でメールをつくると良いでしょう。
行動喚起する仕組みを盛り込む
現代人は忙しいため、起こしたいと思ったアクションがすぐに実行できなければ、その熱はすぐに冷めて、興味は他へ向いてしまいます。
メールで顧客に特定の行動を促すためには、その場ですぐに顧客が行動に移せるようなCTA(=Call To Action)、つまり行動喚起する仕組みが盛り込まれている必要があります。
モデルハウスへの予約ページへ遷移させたければそのページいのURLを記載したり、イベントに来場して欲しければ、イベント来場の予約・情報が載っているページへ直接つながるボタンを設置したりするなどの施策が不可欠です。
顧客の行動に合わせた提案を行う
ポータルサイトから資料請求してくれた顧客と、自社ホームページから資料請求をしてくれた顧客では、それぞれ興味のレベルや求める情報の性質は異なります。
住宅購入の検討から最終目的たるマイホームの引き渡しまでの行動を線で結び、その間を顧客がスムーズに推移するような仮のストーリーを描きましょう。
そして、そのストーリーを一歩ずつ進めるようなステップを一つずつ綿密に設計して、一つずつメールに落とし込んでいきましょう。
自動返信メールを応用した〈トリガーメール〉
自動返信メールは顧客の特定の行動に反応して取り急ぎの一時対応として送られるものであるのに対し、始めから顧客の行動を促す目的で送られるのがトリガーメールです。
非常に似たものでありながら、より大きな開封率やクリック率を誇るトリガーメールとは、いったいどんなものなのでしょうか。
トリガーメールについては『お客様に刺さりやすいトリガーメールの使い方とは』をご覧ください。