効果的な広告?嫌われもの?ウェブサイトのポップアップを正しく理解する
シナリオメールから顧客をウェブサイトへ誘導し、〈ポップアップ〉で次のアクションを促す───、というのはとてもキレイで理想的なウェブマーケティングの形です。
〈ポップアップ〉を賢く使いこなすことができれば、大きな効果が期待できます。
効果的な広告なのか、ユーザーに不快感を与える邪魔者なのか、すべては使い方次第です。
ポップアップを正しく理解し、うまく活用しましょう。
シナリオメールについては『シナリオメールの設計方法から配信ステップまでの流れをシンプルに解説』をご覧ください。
ポップアップバナーとは
ウェブサイトを閲覧中に、飛び出す(=ポップアップする)ように現れるウィンドウやバナーのことを〈ポップアップバナー〉と呼びます。
半ば強制的に視界に入ってくるため、広告等として注目を集める効果は極めて高い反面、ユーザーの体験を遮る形になるため嫌がられる傾向にもあり、ウェブブラウザによってはポップアップをブロックする機能が付いていることもあります。
ポップアップバナーの効果
ポップアップバナーにはどのような効果があるのでしょうか。
長所と短所をそれぞれ把握すれば、正しい活用ができるようになります。
ポップアップバナーのメリット
次の行動換気をできる
視覚的な訴求力が極めて高いため、適切なタイミングで、ユーザーの望む情報を表示することができれば、ユーザーに特定のアクションを促すことができます。
例えば、施工事例を紹介するページを60秒以上見てくれたユーザーに〈事例のダウンロード〉を提案するポップアップを表示すれば、クリックしてくれる確率は高いでしょう。
*ポップアップを表示させるタイミングも自在に変更できます。
ウェブサイトの離脱率を下げる
特定の記事コンテンツをじっくりと閲覧したユーザーがブラウザの〈戻る〉ボタンを押したときに、
「他にもこんな記事がありますよ。読んでみませんか?」
と、関連性の高い有益な情報を提示することができれば、離脱する代わりに次の記事へ飛んでくれる可能性が生まれます。
こうすれば、ウェブサイトの離脱率を下げることができます。
工務店・ハウスメーカーだとお客様の声や、施工事例はお客様にとってとても有益な情報となりますので別のページからそのページに遷移させる目的で設置するのも良いでしょう。
ユーザーのアクション毎に個別の対応ができる
ポップアップは表示される条件を個別に設定することができます。
初めてウェブサイトを訪れたユーザー、1つの記事を長時間読んでいるユーザー、複数のページを閲覧しているユーザーでは、それぞれ最適な対応は異なります。
このそれぞれに対して個別にポップアップを表示させることで、ユーザーに合わせた対応ができるようになり、訴求力を増すことができます。
ポップアップのデメリット
ユーザーの体験を妨げると、ブランドイメージを損ねることになる
記事コンテンツを読み始めたばかりのタイミングで全画面を遮るように広告が表示されたり、バナーを閉じる〈×〉をクリックしても何度も繰り返し現れたり、自分の興味とは全く関係のない内容のポップアップが出て来たりしたら、あなたならどう思うでしょうか。
ユーザー目線に立たない一方的なポップアップは体験を妨げ、マイナスな印象をユーザーに与え兼ねません。
ポップアップの正しい使い方
正しく活用することができれば、ポップアップは大きな効果をもたらすことが分かりました。
未だに多くのウェブサイトでポップアップが採用されているのはそのためです。
では、どうすればユーザーに嫌われることなく、適切な情報をユーザーに提示できるようになるのでしょうか。
詳しくは、『嫌われるどころか効果は抜群!ポップアップを正しく活用する5つのポイント』の記事で記載してあります。