お客様に刺さりやすいトリガーメールの使い方とは
顧客が一括資料請求やメルマガ登録をしてくれた際に自動的に「お申込みありがとうございました」という内容のメールが送信される〈自動返信サンキューメール〉について、前回の記事でその効果と作り方をご説明しました。
このように顧客の行動に合わせて自動的に送られるメールを〈トリガーメール〉と呼びます。
自動返信メールの作り方に関しては『顧客の心をつかむ!成約につなげる自動返信・サンキューメールのつくり方』をご覧ください。
それぞれが異なる検討ステージにある顧客に対して、そのとき求められている適切な情報を自動的にメールで発信できたら───?
当然、開封率はグッと高くなるはずです。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]あるリサーチでは、トリガーメールの開封率はその他のメール発信と比べて、200%の開封率を誇るとの結果も出ています。[/say]
圧倒的な訴求力を持つトリガーメールの効果について、ここでご説明します。
自社の営業活動に取り入れて、効率を高めましょう。
〈トリガーメール〉の効果とは
ランダムに不特定多数にアプローチするのではなく、特定のターゲットに対してメールが送られるため、〈響き方〉が全然違います。
タイムリーな情報を「あなただけ」に提供できる
顧客はそれぞれ様々な属性をもち、様々な検討ステージにいます。
- 収入や年齢、家族構成はどうなっているか
- 漠然とマイホームの購入を考え始めたばかりなのか
- すでに複数の工務店に資料請求をしているのか
- もうモデルハウスなどへ足を運んでいるのか
その属性やステージによって、欲しい情報はまったく異なるものになるでしょう。
トリガーメールなら、顧客の状況に合わせて適切なアプローチをとることができるため、そのとき顧客が求めるタイムリーな情報をお届けすることができます。
〈すでにじっくり検討を重ねた収入に余裕のない夫婦世帯〉に向けて〈高級住宅のこだわりについて〉の情報を発信したところで、少しも興味は持ってもらえないでしょう。
一方で、検討を始めたばかりの顧客なら〈検討から購入までの流れ〉などの情報は欲しいでしょうし、一括資料請求をした顧客には〈工務店の見分け方、選び方〉などのコンテンツが喜ばれるはずです。
圧倒的に高い開封率
タイムリーに欲しい情報をお届けできるので、当然の結果として開封率はかなり高いものになります。
英国のマーケティング企業が行ったリサーチによると、トリガーメールの圧倒的な効果を裏付ける次のような結果が明らかになりました。
[box class=”box29″ title=”配信タイプ別メール開封率”]
・ニュースレター:22.83%
・自動返信サンキューメール:34.80%
・トリガーメール:45.70%
[/box]
実に、不特定多数に向けて配信するメールと比べて、約2倍の開封率が確認されました。
顧客に次の行動を促せる高いクリック率
開封されるだけではありません。
同じリサーチでは、メール内のリンクがどれだけクリックされたかを表す〈クリック率〉についても、同様に高い数値が出たことが報告されています。
[box class=”box29″ title=”配信タイプ別メール内リンクのクリック率”]
・ニュースレター:3.48%
・自動返信サンキューメール:6.56%
・トリガーメール:10.75%
[/box]
こちらは不特定多数へのメールと比較して、約3倍の効果があることが分かりました。
メールマーケティングは顧客の行動を促すことが目的であることを考えると、これだけ高いクリック率を誇るトリガーメールは、メールマーケティングにおいて必須の取り組みであるということができそうです。
〈トリガーメール〉の使い方
トリガーメールは、どの〈トリガー〉=顧客の行動に対して発信を設定するか、が効果を引き出すうえで最も検討しなければならないポイントです。
強力なツールであるトリガーメールの最適な使い方とは、どのようなものでしょうか。
トリガーメールの使い方については『トリガーメールはここで使う!強力な効果を最大化させるポイント』をご覧ください。