「KASIKAがなくなると困る」現場での活用が浸透した結果、成約率が2倍に!

- 課題
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- 展示場への来場者数、資料請求者数が減少
- ポータルサイトへの掲載により資料請求数が増える一方で十分な対応ができなかった
- メール対応に多くの時間がかかり、業務負担が増加していた
- 解決策
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- お問い合わせに対する一次対応の自動化を実現
- メールテンプレート機能を活用し、メール業務の効率化
- ショートメッセージ(SMS)を活用し、電話の応答率を向上
- 効果
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- ホームページ経由の成約件数が前年から2倍に増加
- 適切なタイミングでのアプローチにより、来場アポ率の増加
- 問い合わせ顧客への対応漏れがなくなった
株式会社伊藤建設(ITOKEN)様は、仙台・宮城を拠点とし、地元の専属大工の卓越した技による宮城県産材を利用した家づくりで地産地消、SDGsに取り組み、総合住宅展示場にも出店している、地域に根ざしたお客様に寄りそう工務店です。設計・監理から施工、アフターメンテナンスに至るまで、ワンストップサービスを実現しており、迅速かつ柔軟に小回りの利く対応により、お客様に寄り添った家づくりを提供されています。
そんな同社は、来場数や資料請求数の減少という課題を打開するために、ポータルサイトへの掲載を始めたものの、増えた反響に対して十分な対応ができていないことに悩みを抱えていました。「KASIKA」を導入して、営業体制を効率化した結果、成約率アップを実現した有益なインタビューを、ぜひご確認ください。
ー『KASIKA』を導入したきっかけや決め手を教えてください
以前は、土日でもお客様にご来場いただけない状況が続いていました。広告を出しても目標の来場数には満たず、資料請求もなかなか増えないという状況でしたね。その状況をなんとか打開しようと、ポータルサイトへの掲載を始めたんです。すると、展示場への来場数こそ変わらなかったものの、資料請求の数がどっと増えました。
予想では10件程度の資料請求が来ると思っていたのですが、実際には30件ほどの問い合わせがありました。対応しきれないほどの反響に、メール対応だけでも大変な状況になってしまいました。どうにか資料請求をしてくれたお客様への対応を効率化できないかと自動化ツールを探す中で、「KASIKA」にたどり着きました。
ー『KASIKA』の使いやすいポイント・気に入っている機能はありますか?
メールテンプレート機能が非常に役立っています。ポータルサイト、展示場、ホームページなど、問い合わせの流入経路が複数ある中で、それぞれのお客様に適したメールを迅速に送信できる点が大きな利点です。「KASIKA」の皆さまにお願いして、弊社に合わせたオーダーメイドのメールテンプレートを作成してもらっているのですが、お客様に適した内容をテンプレートの中から選ぶだけでメールを送れるので非常に助かっています。
また、ショートメッセージ(SMS)の活用により、電話の応答率も向上しました。以前はなかなかつながらなかったお客様にも、SMSを送ることでスムーズに連絡が取れるようになっています。
ーどのように『KASIKA』を活用していますか?
営業担当者は毎日「KASIKA」を確認しており、「KASIKA」を見ない日がないという状況です。
朝一番に「KASIKA」を開き、情報を確認するところから業務がスタートします。営業担当者全員が、「KASIKA」をチェックすることが習慣化しているおかげで、たとえば自分が見落としてしまっている対応でも、誰かが「これ誰か対応しているの?」といったように自然とフォローしてくれるようになりました。
また、お客様へのメールでのアプローチを「KASIKA」で行っているのですが、メールテンプレートを活用することで、メール対応業務にかかっていた時間を大幅に削減することができています。
時間的な余裕が生まれたおかげで、以前はお客様に簡易的な資料しか送れなかったのですが、今では手作りの手の込んだ資料作成も含めて、お客様ごとに適した情報を届けることができるようになりました。資料の質の向上によって、お客様の反応も良くなっていますので、そういった意味でも、効率化できて良かったなと感じています。
ーどのような成果・効果・変化を感じていますか?
「KASIKA」導入前は、ポータルサイトで資料請求をしてくださった顧客への対応について、私たちも慣れていなかったものですから、資料請求やメール作成だけで1日がかりでした。問い合わせに対応するだけで精一杯という感じでしたね。
そこから「KASIKA」を導入したことで、ポータルサイト反響への一次対応を自動化できたので、業務負担が大きく軽減されました。以前は、せっかくお問い合わせをいただいても返信ができていないこともありました。しかし現在は、「KASIKA」で自動化された一次対応のおかげで、そのようなもったいないミスはなくなりました。これまで、一人では対応しきれないと思っていた業務を、「KASIKA」のおかげでこなせるようになったので、まるで営業補助者が一人増えたようです。
また、弊社では「SMS」も活用しているのですが、架電前に「SMS」を活用することで、電話の応答率が大幅に向上しました。
以前は、お客様がホームページを見てくれているのかも分からない状態で電話をかけていたので、架電からのご来場アポイント獲得率はほぼゼロでしたね。現在は、「KASIKA」を見ると、お客様のホームページの閲覧状況やメールの開封状況が分かるので、適切なタイミングでSMSや架電を活用しながらアプローチができるようになりました。
その結果、今では架電からのご来場アポイントについては、1カ月に5件ほど獲得できるようになり、そのうち3件ほどは具体的な商談に進んでいます。今、「KASIKA」に入っている顧客リストについては、最低でも電話で要望をヒアリングして資料を送る段階まで進められているので、対応が漏れている顧客がない状況を作り出せているなと感じています。
昨年度の実績でいうと、私ひとりの成績でも、ウェブ経由の成約件数は、前年度から2倍になっているので、大きな成果を実感していますね。
ー『KASIKA』のサポート体制はいかがでしょうか?
満足度で言うと、100点満点中100点ですね。言い方を変えると、「KASIKA」がなくなると困ると思っています。
たとえば、経費削減の話になると、何をカットするかが議題に上がることもありますよね。そんなときに、「KASIKAだけは、絶対に残すべき」という意見が社内でも定着しています。それくらい、今では業務の根幹を支える存在になっています。特に、見落としがなくなったことや、これまでチェックできていなかった部分をカバーできるようになったのが大きいですね。
また、専任担当者による定例ミーティングでの迅速かつ的確なアドバイスやサポートにも非常に満足しています。対応が早く、レスポンスも良いため、安心して活用することができています。実践的なノウハウを持っていらっしゃるので、営業の現場に即したアドバイスを受けることができて、本当に助かっています。
ー『KASIKA』はどのような会社様におすすめできると思いますか?
業務の仕組みを作りたい企業には特におすすめです。何もわからないまま試行錯誤するより、実際にツールを使いこなした方が、すぐに答えが見えてくるのではないでしょうか。
実は私も、「KASIKA」と出会う前は何をやってもうまくいかず、悩んだ時期がありました。そんな中で色々な人と出会い話を聞いて、素直に「KASIKA」というツールを受け入れて試してみた結果、うまくいきはじめたんです。
「KASIKA」の良いところは、具体的なアクションがすぐにとれることです。「KASIKA」を活用すれば、次にどんなアクションをとればいいのかが明確になるので、実践に移しやすいという意味でも、まずは素直に受け入れて試してみるといいのではないでしょうか。
ありがとうございました。
クライアント担当者

池田 蓮(いけだ れん)
旅行代理店での法人営業を経てCocoliveに入社。現在は、工務店や代理店のお客様を中心に、営業・マーケティング活動の支援を行っている。課題やニーズを丁寧にくみ取り、成果につながる仕組みづくり、施策の運用サポートをすることが得意。AIの活用にも注力しており、業務の効率化や精度向上を見据えた提案を心がけている。