SEOとは?WEBマーケティング施策を始めるなら必ず覚えよう
WEBマーケティング施策について調べ始めると、真っ先に登場するキーワードのひとつが「SEO」です。
よく目にも耳にもする言葉ですが、SEOとは何か、皆さんご存知でしょうか?
なんとなくのイメージはあるものの、具体的にどんな施策で、どんな効果を得られるものなのかは把握できていない。そんな方は多いと思います。
この記事では、
- SEOとはいったい何なのか
- なぜWEBマーケティングの施策として重要なのか
の2点を、分かりやすく解説しています。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]これからSEOを学びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。[/say]
SEOとは
「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略語。
日本語に直せば「検索エンジン最適化」という意味のWEBマーケティング施策。
Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードを入力して検索した際、対象ウェブサイトを上位に表示させることを目的に、サイト構成などを調整する。
具体的なSEOの施策内容としては、
- 検索エンジンから高い評価を得られるような「質の高いコンテンツ」を掲載する
- 検索エンジンが回遊しやすいよう、サイト構成を最適化する
- 優良な被リンクを集める …
などが一例として挙げられます。
ただし、検索結果の表示順位を決定する評価のアルゴリズム(計算方法)は公開されていないうえ、毎日のように更新されるため、完全に対策することは難しいとされています。
[box class=”box29″ title=”point”]Googleなどの検索エンジンは、広告収入によるビジネスモデルです。
つまり、利用する人や利用頻度が増えることで広告の表示・クリック数が増加し、収益も増える構造になっています。
そのため、検索エンジンは「ユーザーが必要とする情報や、優良なコンテンツにすぐ辿り着ける」ことを目指し、日々検索エンジンの最適化を行っているのです。[/box]
SEOに取り組むには、まずこのことを理解しておきましょう。
SEOを行うべき理由、目的とは
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]では、WEBマーケティングを考える上で、なぜSEOが重要なのでしょうか。
その理由と目的を考えてみましょう。[/say]
つまり、SEOを行い、検索エンジン上の表示順位を上げることができれば、この90%のインターネット利用者の目に留まる可能性を大いに高められるのです。
もちろん、SEOを行ったからといって全てのキーワードで表示順位を上げることは至難の業です。
しかし、自社の商品・サービスと関連性の高いキーワードを吟味し、しっかりと表示順位を上げることができれば、自社の商品・サービスに関心の高いユーザーに絞って露出を増やすことが可能となります。
キーワードを検索しているということは、そのキーワードに関心を持ち、能動的に情報を集めているということ。SEOは、そんなホットなユーザーに直接アピールできる、とても効率のいい集客方法なのです。
SEOのメリットとは
ここまで読むと、WEBマーケティングについて少し勉強している方であれば、次のように考えるかもしれません。
[say name=”マーケティング担当者” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/icon_113260.svg” from=”right”]「それじゃあ、リスティング広告※でも同じ効果が期待できるのでは?」[/say]
※リスティング広告:検索エンジンの検索結果ページに表示される有料広告
確かに、検索エンジンの目立つ位置に自社サイトを掲載し、検索ユーザーを自社サイトへ誘導しようというやり方自体は、SEOもリスティング広告も同じです。
しかし、SEOには、リスティング広告と比較しても大きなメリットがあります。次の段落から、その点も含めて詳しく解説します。
広告費を削減して集客できる仕組みが構築できる
SEOのメリットの一つとして、非常に高い「費用対効果」が挙げられます。
[alert title=”注意”]リスティング広告でも集客効果は期待できますが、そのクリック単価(広告費)は年々上がり続けています。つまり、利益率はどんどん下がり続けているのです。
大きな資金力を持つ大手企業であれば、体力を武器にしてある程度の効果を得られるかもしれませんが、それ以外の企業では広告費用が嵩むばかりです。[/alert]
一方、クリックごとに広告費が発生するリスティング広告とは違い、SEOでは広告費が発生しません。
もちろん、業者にSEO対策を依頼すれば対策費用が発生しますが、自社でSEO対策をする分には一切の広告費がかかりません。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]「広告費を掛けずに集客ができる」という点は、SEOの大きなメリットです。[/say]
広告は打って終わり。しかし、コンテンツは資産化していく
SEOには、さらに優れた点があります。
それは、その効果が長期的に継続するというところ。これこそがSEO最大の魅力と言えるでしょう。
また、多くのユーザーは「上位表示されているサイト」=「主要なサイト、検索エンジンから推薦されているサイト」という印象を持つ傾向があるといわれています。
つまり、SEOによってウェブサイトの上位表示を実現することは、自社のブランディングにもつながるのです。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]SEOとは単なる広告ではなく、資産をつくることでもあるのです。[/say]
[alert title=”注意”]もちろん、ほとんどの資産が一夜にして築き上げられるものではないのと同様に、SEOの効果も一夜で発揮されるわけではありません。
SEOは、その効果が発揮されるまでに時間を要するマーケティング施策です。対策キーワードにもよりますが、効果が表れるまで平均6ヶ月はかかるものと理解したうえで取り組むようにしましょう。[/alert]
見込み顧客を教育する仕組みを構築できる
SEOでは「質の高いコンテンツをユーザーに提供すること」を主な手段としています。
そのため、SEOでリーチしたユーザーは、コンテンツを読むことによって知識レベルが向上し、より自社のサービスについて理解を深めていくことになります。
一般的な広告では、「今すぐ利用したい」と考えているユーザー層にしかリーチできないのに対し、SEOは「漠然と興味がある」ユーザー層も徐々に教育し、顧客化することができるのです。
まとめ
この記事では、SEOの基本についてご紹介しました。
SEOは、効果が発揮されるまでに時間を要するものの、永続的に高い効果が期待できる施策です。
これまでのデジタル広告では費用対効果が見合わず、失敗した方であっても、SEOなら低リスクで始めることも可能です。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]この記事でSEOの基本を学び、ぜひ今後のマーケティング活動で実践してみてください。[/say]