Facebook広告を出すときの費用ってどのくらいが妥当?

新聞やテレビ、ラジオなどのマス広告が低迷している昨今。
一方、グーグルアドワーズ(google adwords)をはじめとする「WebサイトやSNSを利用したWeb広告」は大きく増加しました。
[memo title=”MEMO”]この背景には、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、インターネットを利用するユーザーが増えたことがあります。
スマートフォンの普及率を考えると、こうしたWeb広告の需要は、今後もより一層高まるものと考えられます。[/memo]
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]そんな現代において、企業が集客を行い、認知度を高めるためには、WebサイトやSNSの活用が欠かせなくなってきました。[/say]
今回は、SNS広告でおなじみのfacebook(フェイスブック)広告について、その種類や費用感などをご紹介していきます。

Facebook広告の種類

フェイスブック広告 
ひと言で「Facebook広告」と言っても、様々な広告の種類があります。
まずはそれぞれを目的別にみていきましょう。

認知してもらうための広告

法人や個人が「会社やサービスの認知度」を高めたい場合に利用する広告です。
お客様の目に触れることが目的のため、購入や資料請求などよりも、より多くの人に見てもらうことが重要です。
例えば、別の場所でお客様があなたの会社のサービスを目にしたときに、

  • この会社どこかで見たことあるな
  • このサービスなんか知ってる

と自然に思ってもらえる効果を狙う広告の出し方となります。

サービスを検討してもらうための広告

サービスや商品の購入を検討してもらうために、サービス・商品紹介ページに訪問してもらったりするための広告です。

  • 「リンク(URL)」を設定して自社サイトに誘導する方法
  • 「いいね」を押してもらうことでフィードへの露出を高め、多くの人にアピールする方法

などがあります。

資料請求やお問い合わせを目的とした広告

資料請求やお問い合わせなど、具体的なアクションに繋げることを目的とした広告です。
「クーポン利用広告」や、「コレクション広告」などがあります。
[memo title=”MEMO”]これらの広告は、フェイスブックを利用しているユーザーにプレゼント特典を提供して「興味がある」「こんな家に住みたい」といった購買意欲を高める効果があります。
また、モデルハウスへの来場や資料請求といった行動を後押しする効果も期待できます。[/memo]
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]他にも沢山の種類の広告がありますが、Facebook広告は、大きく分けると上記の3つの目的から成り立っています
それぞれ、目的に合わせた広告を検討するようにしましょう。[/say]

Facebook広告の費用相場

フェイスブック広告 
Facebook広告の費用相場を知る前に、まずは広告費用の課金形態の種類について見ていきましょう。

  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • その他の課金方法

クリック課金

ユーザーが広告やリンク(URL)をクリックすることによって広告費が発生します。
広告単価は、「1クリックあたりいくら」という形で設定します。

例:
「1クリック100円」という単価で設定した場合、100回クリックされると10,000円の費用が発生します。
単価:100円 × クリック数:100回 = 広告費用:10,000円

単価は入札形式となりますので、競合の広告よりも入札金額が低ければ、広告の表示回数が少なくなってしまいます。低予算に抑えたいからといって入札金額を低く設定しすぎてしまうと、効果以前に配信自体されないという状況にも陥ってしまうので注意が必要です。

クリック課金のメリット:
クリックされない限り広告費が発生せず、無駄コストを削減しやすい
・広告に具体的なメッセージを盛り込み、クリックしてくれるユーザーを限定することで、より確度の高いユーザーを呼び込むことができる
クリック課金のデメリット:
単価を低くつけてしまうと、ほとんど配信自体されない可能性がある

インプレッション課金

広告が「インプレッション=表示」されることによって広告費が発生します。
インプレッション課金は、「1,000回の表示あたりいくら」という形で設定します。
[alert title=”注意”]クリック課金は「1クリックあたりの単価」で設定しますが、インプレッション課金は「1,000回の表示あたりでいくら」という設定方法になります。この点に注意しましょう。[/alert]

例:
「1,000表示300円」という単価で設定した場合、20,000回表示されると6,000円の費用が発生します。
単価:300円(1,000表示あたり) × 表示回数:20,000回 = 広告費用:6,000円
インプレッション課金のメリット:
クリック率(CTR)を高めると、1クリックあたりの単価を安く抑えられる
・さまざまな媒体に表示されやすく、多くのユーザーの目に触れる機会がある
インプレッション課金のデメリット:
クリックされなくても広告費が発生するので、無駄コストが発生してしまう可能性がある

その他の課金方法

クリック課金やインプレッション課金の他に、

  • 動画再生回数(10秒以上再生時)
  • アプリのインストール数
  • いいねの数

による課金などもあります。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]実際に配信する広告の課金方法がどういうものか、必ず確かめたうえで出稿しましょう。[/say]

Facebook広告はどれくらいの予算から始めたら良い?

フェイスブック広告 
Facebook広告は、月間どれくらいの予算感で考えれば良いのでしょうか?

Facebook広告に限らず、デジタル広告を利用する場合には「目安として月3万円ほど」から始めるのが一般的と言われています。
1日1,000円ほどの予算を立て、30日間でどのような結果が出るかを検証しながら改善する、という運用方法が良いとされているからです。
*30日間連続で同じ広告を出稿し続けるということではありません。詳しい内容は今後、記事にさせて頂きます。

あまりに低い予算だと、結果に対しての検証が十分に出来ないため、ある程度の予算を持ちつつ運用するようにしましょう。
その結果を見ながら「他の広告媒体と比べて費用対効果が出ているのか、出ていないのか」「改善できるポイントはあるのか」を検証していくと良いでしょう。
Facebook広告のようなデジタル広告は、他の広告媒体と比べて、

  • すぐに改善出来る
  • 効果を具体的に分析できる

というのが非常に有効なポイントです。
[say name=”Cocolive 手塚” img=”https://cocolive.co.jp/newsite/wp-content/uploads/2019/03/97b620e0db1335a30d2fb9333aa91329.jpg”]まずは月3万円ほどから小さく始めて、効果を見ながら徐々に拡大していくと良いでしょう。[/say]