シナリオメールの設計方法から配信ステップまでの流れをシンプルに解説

シナリオメールとは、メールを用いたマーケティング手法の一つで、顧客の特定の行動を始点としたタイミングで、事前に用意したメールを一定の期間で自動配信し続けて、モデルハウスへの来場などの目的行動に遷移させることを目指すものです。

シナリオメールの効果に関しては、『継続的に追客できる!顧客を離さないシナリオメールのポイントとは?』をご覧ください。

そんなシナリオメールは、どのような手順でつくっていけば良いのでしょうか。

シナリオメールをつくる6つのステップ

シナリオメールの配信に必要なことを、6つのステップに分けて解説します。

シナリオメールをつくる6つのステップ
  1. 目的・ゴールを明確にする
  2. ターゲットを決める
  3. シナリオとテーマを決める
  4. メルマガ配信方法とスケジュールを決める
  5. 開封率アップの工夫をする

ステップ1:目的・ゴールを明確にする

シナリオメールは、最終的な一つの目的に向かって顧客を誘導するメールマーケティング手法です。

漠然とつくり始めると、どうしても目的とはズレた宣伝や情報を盛り込んでしまいがちです。

 

▼目的:
お客様の弊社の売りでもある、ヒノキを活用した内装デザインに共感を頂き、シナリオメールの配信後は、「私たち、こんな家が欲しかった!!」と興味を持ってもらうこと

▼シナリオメールのゴール:
「今すぐ、モデルハウスに行ってみたい!!」と感じてもらい、WEBサイトで来場予約をしてもらう。

 

まずは、何のためにシナリオメールを送るのかを明確にし、一貫した流れを崩さない明確な軸=目的を定めましょう

弊社のクライアント様だと、モデルハウスへの来場をシナリオメールのゴールとしているため、モデルハウスへの来場を誘導できるようなコンテンツ作りを行なっています。

工務店・ハウスメーカー様だとモデルハウスやイベントへの来場率が課題となっているケースがほとんどですので、「来場させる」ということを一つの目的・ゴールに設定しても良いでしょう。

ステップ2:ターゲットを決める

シナリオメールはメルマガと違い、特定の顧客や行動を始点にして、一連のメールを送る手法です。

下記の図をご覧頂くとイメージしやすいかと思います。

 

誰に向けてつくるかによって、内容やシナリオは大きく変わってきます。

  • 展示場に初めて訪問した、3人家族の、マイカーを所有する30代の会社員男性
  • SUUMOから資料請求したあと、半年ぶりにウェブサイトを訪れた40代の主婦

など、できるだけ具体的で細かいターゲット(ペルソナ)を設定し、フォーカスを絞った訴求力の高い内容のメールを作成しましょう。

ステップ3:シナリオとテーマを決める

定めたターゲットによって、目的とする行動までの流れや、”刺さる”内容は異なります。

ステップの1と2が固まったら、そこから目的の行動まで、顧客がどのように進んでいくのか、詳細なシナリオを設定しましょう。

一段ずつ階段を上るように、一通のメールごとに次のステージへ進めイメージで、一歩ずつ顧客を誘導していくようにします。

また、テーマも一貫していることが望ましいでしょう。

文体や内容の方向性などに、過度のバラつきがないように、全てが一連の流れになるイメージを最後まで維持する必要があります。

ステップ4:メルマガ配信方法とスケジュールを決める

送信するメールの内容が決まったら、配信方法と配信するタイミングを設定します。

配信方法はマーケティングオートメーションツールを使うことになりますので、使いやすく機能も充実した最適なツールを選ぶようにしましょう。

 

配信のタイミングは、シナリオによって異なりますが重要な要素です。

間隔が短すぎたり早すぎたりすれば読者がウルサく感じてしまうかもしれませんし、間隔が長すぎたり遅すぎたりすれば、一つ前のメールの内容をすっかり忘れてしまっているかもしれません。

じっくり考慮し、試行錯誤を重ねて最適な形を見つけましょう。

ステップ5:開封率アップの工夫をする

どんなに優れた内容のシナリオメールも、開封してもらえなければ何の効果も発揮することはできません。

ターゲットの設定を掘り下げて、どんなタイトルだったら響くのか、どんな情報が求められているのか、どんな書き方なら最後まで読んでもらえるのかなど、狙った効果が最大限に引き出されるような工夫をこらしましょう。

特に視覚的な訴求力を高めるうえでは、HTMLメールの活用が必須といえます。

 

HTMLメールに関して詳しくは『メルマガはHTMLとテキストどっちがいいの?それぞれのメリットとデメリットをご紹介』をご覧ください。

ステップ6:シナリオメールを配信し、効果測定を行う

メールを配信して満足してはいけません。

どのメールが反響が大きかったのか、どんなタイトルは開封率が低かったのか、どのようなリンクはクリック率が高かったのかなど、一つ一つを詳細に分析して、以降に活用していくことが、シナリオメールの効果を高める方法です。

効果測定を行ううえでは、マーケティングオートメーションツールが不可欠です。

画面表示が見やすく、簡単に分析が行えるツールを選ぶようにしましょう。

どんなシナリオメールも、最終的には作文をすることになります。当然、得意不得意はあるかと思いますが、書き方のコツを押さえれば誰でも効果的なシナリオメールをつくることができるようになります。

シナリオメールの書き方については『顧客育成で来場率が高まる!効果的なシナリオメールの書き方』をご覧ください。