フェイスブック広告を出すときの費用ってどのくらいが妥当?

新聞やテレビ、ラジオなどのマス媒体が低迷している中で、グーグルアドワーズ(google adwords)をはじめとするWebサイトやSNSを利用したWeb広告が増加しました。
この背景には、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、インターネットを利用するユーザーが増えたことにあります。今後、企業が集客や認知度を高めるためには、WebサイトやSNSの活用が非常に重要となっています。
今回は、SNS広告でおなじみのfacebook(フェイスブック)広告について種類や費用感などをご紹介していきます。
フェイスブック広告の種類は?
フェイスブック広告と一言で言っても、様々な広告の種類がありますので、目的別にみていきましょう。
認知してもらうための広告
法人や個人が会社やサービスの認知度を高めたい場合に利用する広告です。お客様の目に触れることが目的のため購入や資料請求などよりも、多くの人に見てもらうことが重要です。
例えば、別の場所でお客様があなたの会社のサービスを目にしたときに、
- この会社どこかで見たことあるな
- このサービスなんか知ってる
と自然に思ってもらえる効果を狙う広告の出し方となります。
サービスを検討してもらうための広告
サービスや商品の購入を検討してもらうために、自社のサイトに訪問してもらったり、サービスや商品紹介ページに訪問してもらったりするための広告です。
一般的には、「リンク」を設定して自社サイトに誘導する方法や、「いいね」を押してもらうことでフィードへの露出を高め、多くの人にアピールする方法があります。
資料請求やお問い合わせを目的とした広告
問い合わせや資料請求などのアクションに繋げることを目的とした広告です。
これには「クーポン利用広告」や、「コレクション広告」などがあります。これらの広告は、フェイスブックを利用しているユーザーにプレゼント特典を提供して「興味がある」「こんな家に住みたい」といった購買意欲を高める効果があります。そして、結果としてモデルハウスへの来場や資料請求といった行動を後押しできます。
他にも沢山の種類の広告がありますが、大きく分けると上記の3つの目的から成り立ちます。
それぞれ、目的に合わせた広告を検討すると良いでしょう。
フェイスブック広告の費用は?
フェイスブック広告の費用を知る前に、まずは広告費用の課金の種類について見ていきましょう。
- クリック課金
- インプレッション課金
- その他の課金方法
クリック課金
その名の通りユーザーのクリックによってに課金が発生します。クリックごとに課金されます。
例えば、1クリック100円という単価で設定した場合、100回クリックされると10,000円の費用が発生します。
単価は入札形式となりますので、競合の広告よりも入札金額が低ければ、広告の表示回数が少なくなってしまいます。なので、低予算に抑えたいからといって入札金額を低く設定しすぎてしまうと、効果が全くないという状況にも陥ってしまうので注意が必要です。
インプレッション課金
広告が「表示」されることによって課金が発生します。インプレッション課金は、1,000回の表示を一単位として広告費が計算されます。
また、クリック課金やインプレッション課金の他に、動画再生回数や、アプリのインストール数、いいねの数による課金などの種類があります。
動画再生数による課金の場合は、10秒以上の再生が課金対象となります。
フェイスブック広告はどれくらいの予算から始めたら良い?
フェイスブック広告は月間どれくらいの予算感で考えれば良いのでしょうか?
フェイスブック広告に限らず、デジタル広告を利用する場合には、目安として月3万円ほどから始めるのが一般的と言われています。
その理由としては、1日1,000円ほどの予算を立て、30日でどのような結果が出るかを検証しながら改善するという運用方法が良いとされているからです。
*30日間連続で同じ広告出稿し続けるということではありません。詳しい内容は今後、記事にさせて頂きます。
あまりに低い予算だと、結果に対しての検証が出来ないため、ある程度の予算を持ちつつ運用を行いましょう。その結果を見ながら他の広告媒体と比べて費用対効果が出ているのか、出ていないのか、改善できるポイントはあるのか?を検証していくと良いでしょう。
他の広告媒体と比べてフェイスブック広告のようなデジタル広告は、すぐに改善出来る、効果を具体的に分析できるというのが非常に有効なポイントです。
まずは低予算から小さく始めて、効果を見ると良いでしょう。