メールの反応率を高めるためには「アクション直後」の配信がマスト!カタログ請求からの経過時間とメール反応率の関係性

「せっかく時間を割いてメールを配信しているのに、思うように反応率が伸びない……」
「いくら凝った内容のメールを配信したところで、開封すらしてもらえない……」

それ、もしかすると「メールの配信タイミング」が悪いからかもしれません。
メールの反応率は、アクション(※)からの経過時間によって大きく異なります。もしメールがほとんど読まれていないのは、内容が悪いのではなく、配信するタイミングを間違っているからかもしれないのです。
※:カタログ請求や問い合わせなど
今回、KASIKAでは、運用データの共有をご快諾いただいた工務店様19社の実績をもとに、アクション後の経過時間とメール反応率(開封率・クリック率)の関係性をまとめました。
多くの工務店様にヒアリングを重ね、”生きたデータ”を数多く蓄積してきたKASIKAだからこそ提供できるデータです。
ぜひ最後までご覧ください。

工務店19社にて「3パターンのメール」を配信した結果

今回の検証は、下記の内容にて行いました。

  • 集計期間:2019年1月~2019年8月
  • 集計対象:工務店19社
  • 検証内容:住宅・不動産向けポータルサイトからの「ポータル反響(資料請求)」をお客様の「アクション」とし、アクション後の経過時間と配信メールの反応率(開封率・クリック率)の関係性を検証

配信したメールは、下記の3パターンです。

  1. メールマガジン(アクションとは関係なく、定期的に自動配信)
  2. シナリオメール(アクション発生の翌日以降、一定期間毎に自動配信)
  3. ポータル反響後の自動返信メール(アクション直後に自動配信)(※)

アクションからの経過時間は、3→2→1の順で短くなります。
※:ポータル反響後の自動返信メールとは、『KASIKA』に搭載されている業界初の機能です。詳しくはこちらのプレスリリースをご確認ください。
検証の結果、各パターンにおけるメール開封率・クリック率には顕著な差が見られました。

運用データの共有をご快諾いただいた工務店様19社の実績

開封率・クリック率共に、アクションからの経過時間が短い3→2→1の順で高くなる傾向に。アクション直後に配信される自動返信メールは、58.2%という非常に高い数値を叩き出しています。
一方、アクションの翌日以降に配信されるシナリオメールの開封率は、26.8%。わずか1日配信が遅れるだけで、開封率には2倍以上の開きが出ることが分かりました。
また、自動返信メールのクリック率は、アクションと関係なく配信されるメルマガに比べ、6倍以上も高くなる傾向に。
アクション直後のお客様は「住宅の購入に意欲的な”ホット”な状態」であるため、工務店から届いたメールを積極的に読んでくれるのです。
これらの検証結果から、できる限りアクション直後にメールを配信することで、メールの反応率を飛躍的に高められることが分かりました。

忙しい営業担当者に代わって『KASIKA』がメールを自動配信

とはいえ、工務店の営業担当者は非常に忙しく、アクション直後にメールを作成・配信している余裕はなかなかないのが実情です。従業員数が多い会社であれば、ポータル反響後のメール返信専任の担当者を雇うことができますが、少数精鋭の工務店ではそうもいきません。
そんなときに役立つのが、『KASIKA』の自動メール配信機能です。

大手ポータルサイトとのデータ連携・自動返信メール

自動メール配信機能自体は、多くのマーケティングオートメーションに搭載されている、ごく一般的な機能です。しかし、工務店の課題解決を目的として開発された『KASIKA』の自動メール配信機能はひと味違います。
『KASIKA』は、SUUMOやHOMES、タウンライフといった主要ポータルサイトと連携していますので、

  • ポータル反響直後に、独自性のあるサンキューメールを自動配信
  • ポータル反響で得たお客様情報を、自社データベース内に自動取り込み

が可能です。
アクション(ポータル反響)直後のメール配信によって、メールの反応率を高めることはもちろん、お客様情報の自動取り込みによる負担軽減・ヒューマンエラー削減も実現できるのです。

『KASIKA』の自動メール配信機能で、アクション後の適切なフォローを

複数の工務店に一括資料請求することが多いポータル反響は、アクション後、まずは自社名を覚えてもらうことが肝心です。
KASIKAが提供する『KASIKA』の自動メール配信機能を活用し、

  • アクション直後にメールを自動配信し、「1番最初に反応のあった会社」として認知してもらう
  • アクション直後にメールを自動配信することで、高確率でメールの内容を読んでもらう
  • その後も数日間にわたって自動メールフォローを行い、自社名がお客様の目に留まるようにする

ことで、営業担当者の手を煩わせることなく、適切なフォローを行うようにしましょう。
「有益なコンテンツ」を配信し続けていれば、お客様は自然と自社名を覚えてくれるはずです。
エビングハウスの忘却曲線はご存知でしょうか?エビングハウスの忘却曲線とは、簡単にお伝えすると、記憶した事がどのくらい頭に残っているかを表したものになります。(個人差はあります。)

このように、人は20分経過すると記憶したことを42%も忘れてしまうことがわかります。そのため、お客様から資料請求をしてもらっても、少々のフォローだとすぐに忘れられてしまうことは言うまでもありません。
反対に、定期的にメールなどのフォローを行うことで、自社を覚えてもらえる可能性が格段に上がります。また、「この工務店はいつもためになる情報を送ってくれるな」という状況を積み重ねていけば、やがて貴社への信頼感も芽生えることでしょう。
このように、自動メール配信機能でお客様と「良好な関係性」を築き上げておけば、その後営業電話をかけた際に「いつもメールマガジンをお送りしている○○社です」と伝えることで、会話をスムーズに進めることが可能になります。
ポータル反響の歩留まりを引き上げるために、ぜひ『KASIKA』の自動メール配信機能をご活用ください。

まとめ

今回は、メールの反応率(開封率・クリック率)とアクション後の経過時間の関係性についてお伝えしました。
これまでも、なんとなく感覚的に「アクション後はなるべく早めにメールを送った方が効果がいい」とは感じていたかもしれませんが、今回、”生きたデータ”でこのことが実証されました。
加えて、「アクション直後」と「アクション後翌日以降」の開封率には2倍以上の開きがあったことから、「なるべく早めに」ではなく、「アクション直後に」が大切であることもお分かりいただけたかと思います。
メールの反応率にお悩みの方は、ぜひ「アクション直後に」メールを配信することを実践してみてください。
きっと、大きな変化を感じていただけるはずです。